「試作(シジャク)」大谷良太

細密画のような歌があり、
小新(シャオシン) の告げる朝がある。
きみの胸を流れる水の一縷、
機械のように飛び起きる私。
明けたことを、
更に開けて行く。
開いた扉を、
更に開かれて行く。
GODDESSONTHEDOORWAY.
私は軋む蝶番を
レンチでぎりぎり治しながら。
古びた檸檬に生えたカビが
いま陽光に輝き出したから、
クリスタルガイザーの空きボトルに
再びは読者(きみ)達を注いで…。

 

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