賢人の瞳をした夏の花がまた咲く森の奥から発した緑の雲が君の心のしるしを空に描いてそこにとどまれ肺胞を三度膨らませパチンと何かが弾けた クリル クルリル 瑠璃色をして朝顔の名は「天上の蒼」あどけ […]
とよよんニュー詩「もくとう(黙祷)」とよよん
なつになると「もくとう」ってあるよね。あさ、テレビをつけていると、みんな、だまってめをつむってる。サイレンのおとが、ウーってなるよね。とくに、八月六日と九日の、げんばくきねんび。七十ねんまえの、はなしだけれど。にほんの「 […]
「SEASON-1」大谷良太
バス停から声が聞える。(開け放った光――、)私は洗っている、朝食の皿を、その手をしばし休め、水の落ちる光景に見入る。(スプーンとスプーンに弾ける、(白いマグの溢れる、 窓外の会話は続いている。(京都の路地について喋ってい […]
視覚詩「▽詩」こひもともひこ
・土中 蟻土土土土土土土土土土土土土穴土土土土蟻蟻 土竜土蟻蟻蟻 土蟻蟻蟻蟻 ず蟻蟻蟻蟻蟻 みみみ蟻蟻蟻蟻蟻蟻 ず蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻蟻 […]
視覚詩「ロク」こひもともひこ
同じ升目の中で育てられる平等な青さにいらついてらならでりゃいいじゃんつっても出てこないお前は誰かにフタを開けてもらえる事をひたすら待っている、 ボルトがオスで ナットがメスか、 ボルトがメスで […]
あおぞらそんぐ「むしかごのうた」サトウアツコ
「トライアングル▽トランスレート▲百人一首」とがし ゆみこ
楽詩の原点ともいえる三角定規詩。百人一首の三角定規詩訳に挑戦中です。もうすぐコンプリートかも?